忘れられない甘えん坊

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

お家で一人でお留守番の子は、臆病ものか人懐こいか、どちらかですね。
打ち合わせの時は、落ち着いていていい子ぶっている猫ちゃんも、見知らぬ人がずかずかと上がり込むと、随分違った顔を見せます。

メロンちゃんも、日々変化した魅力的な子でした。打ち合わせの時は、穏やかで匂いを嗅ぎに来てくれて、パパの前でゆったりとしていました。

ところが、お世話にうかがうと私の顔を見るなり「シャー!」と言ってにらみ、飛ぶようにどこかに隠れちゃいました。パパじゃなくて、ガッカリ。ショックだったのね。だって、シッターが来るのは生まれて初めて。

ベッドの奥の、暗がりから私をじーっとにらんでいました。でも、フードを用意するとその匂いにつられて近くに。「この人、だれなのかな?」という不思議そうな顔。私の、一挙一動を猫タワーの上からジロジロ。

次の日は、「いらっしゃいニャ〜」でした。チョコンとお行儀よくお部屋の真ん中でまっていました。誰も来ないから寂しいんです。
でも、触ろうとするとササっと逃げるんです。「馴れ馴れしくしないでちょうだいニャ〜」といいました


そして、いつしか5日が経つ頃には、もうすっかりゴロニャン。私が来るのがとても、嬉しそうでした。ずーっとスリスリ。足元にまとわりついて踏みそうになります。しゃがむとすぐに膝の上に。首を腕に乗せてきてゴロゴロ。わたしが、自作の子守唄(?)を歌うと、うっとりして見つめてくれました。

そして、不思議なネコ語でお話するんです。けっこう、おしゃべりなんです。
「にゃあ。にゃあ。にゃにゃーん」

お別れの日は、悲しかった。泣けましたね。今も、会いたいですね。かわいらしい子でした。でも、もうお互いに忘れないとおもうんですけどね。どうだか。。メロンちゃん。

たくましい鳥

こんにちは!世田谷のペットシッターこんどうです。

この前、南極北極で繁殖する生き物たちの番組をみて、いたく感動しました。
人間が入り込めないこの極地。ここで、大切でダイナミックな営みがくりかえされているんですね。

北極はシロクマ、アザラシ、南極にはペンギン、わたり鳥の、種によってはその9割が子育てに集結するのです。

わたり鳥は、大きく夏鳥・冬鳥・旅鳥に分けられます。夏鳥は、南の国から渡ってきて日本で子育てするツバメ。冬鳥は、北の国から渡ってきて冬が終わると子育てのため、北国にもどるオオハクチョウ。旅鳥は、渡りの移動の途中に日本を通過して行くシギなどです。

 

そして渡り鳥の中で、北極から南極へ渡る渡り鳥、キョクアジサシの話を初めて知りました。このキョクアジサシは、カモメ科で魚のアジなど食べるから、アジサシと名がついたようです。とても驚異的な鳥なんです。

夏の北極で繁殖し、毎年南極へ行って、また帰ってくると云う。4万キロの旅、往復8万キロの旅を繰り返します。寿命は、約30年もあるんです。ちなみに、日本で人気のツバメの寿命は1年半ほどです。

このキョクアジサシは、この地球を移動することそのものが生きることなのですね。そして、この鳥は「一年中冬の来ない暖かい“夏”」を求め、一生を”白夜の楽園”だけで過ごす鳥です。
ペンギンと共に同じ繁殖地(コロニー)で過ごし、ペンギンの卵をねらいます。

したたかで、たくましい。

鳥が海を渡る。よくよく考えると実に感動します。

ペットの生活のペース

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

コザクラインコの、うちの大ちゃんは、夜更かし鳥です。この前は、夜の11時半に大きい声で「ビビッツ!ビビ」と鳴きながら、部屋を旋回してました。
フクロウか、コウモリ?かと思います。

私は、もう眠いのですが娘の帰宅が遅くていつも、お風呂タイムなんですね。それに合わせて目がらんらんになるみたいなんです。帰ってくるのが、嬉しくてしょうがないみたいです。

野生ではありえない習慣ですが、飼われているペットは案外、こんな風に人間のペースに合わせて生活してるんです。現代人は、ほとんど夜更かしですから、ペットもそうですね。

これは、愛情と絆の証です。

たいていのペットは、飼い主出かけるのをいやがります。常に飼い主と一緒にいたいので、部屋からいなくなることに敏感です。いろいろな方法で、引き止めますよね。


ディズニー映画で「ペット」というのが先日ありましたが、リアルで的を得ていました。

衣食住に何の不安もない日々。ペットたちの関心は「大切な家族」である人間の動向です。
目で追います。耳がピンとなります。後追いしてつきまとう子もいます。そして、もちろん自分も一員ですから同じ時間を共有したいんですね。

ペットは、もはや重要なポジションにいます。家で、一番偉いこともあります。