不良じいさん 快適ホーム(その1)

こんにちは! ペットシッターのこんどうです。

今日はひさびさに、頑固な不良じいさんの話。

老人ホームに入居して、はや1年がたちました。以前の日記をみると、入居前は、大変だったなぁと思い起こされます。
はじめの頃は、ホームシックだったのですが、もう最近は快適にすごしてくれています。

顔つきも、少し穏やかになりました。しょっ中、面会にいっていましたがコロナになり、面会禁止になりました。でも、そんなペースにも慣れてきたこの頃。
持ち前の、外ヅラの良さから、ご婦人たちには人気?だそうです。お風呂も、食事も、室温も常に快適でいたれりつくせりのようでした。

この前電話で話したら、「そっちは、風邪がはやってるのか?こっちは、全然そんなことないよ。」と言っていて、コロナにピンと来ていません。
「最近、来ないねー」とも言われました。

こんなトンチンカンで、本当に一人住まいでなくてよかったなぁ。と、胸をなでおろしている娘です。

今、おじいさんの大切な家には、孫むすめ(ヒステリックな猫と言ってましたが、最近のあだ名は女帝です)が住んでます。いろいろと、一安心です。大切にしていたミニ花壇は、ちょうどお花が好きな1階のアパート住人の人が、面倒をみてくれてます。

今度は、ズームで話せる。という事で、久々に夫(食いしん坊のクマ)や女帝(?)ともご対面予定です。孫むすめは、
ウエディングドレスの写真を見せる。と言ってますが、「これ、だれだ?結婚?だれが?」と言いそうです。

不良じいさんの一大事

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

まだまだ寒い日が続きますね〜(ぶるっ)。でも、私は最近やっと落ち着きました。実は去年の秋から事件が勃発していました。
うちの深沢の父(不良じいさんです)が、急に元気がなくなったんですね。頻繁に「来てくれ!」コールが。で、行くと寝てるんです。しばらくそんなことが続いていたら、何だかぼーっとした顔つきに。。

あれがない、これがない。と電話が。。日に10回以上の時もありました。
軽い認知症が出たんですねー。一番困ったのは、怒りの感情が抑えきれなくなったことです。怖い顔つきで、睨んだり怒ったり。。

結局、地域のケアマネージャーさんに助けてもらいました。(なんでも、地域でナンバーワンの人だそうで。素敵な女性です)今は、不良じいさんも多くのプロの人たちに助けられて、落ち着きました。

ほっとしたのも、つかの間。今度は、うちのクマさんのお母さんが(87歳です)転んで骨折に。で、今もリハビリ病院にいます。



だから、シッターの合間に、病院やら深沢やら、もう目が回りそうでした。でも、シッターがあってよかった。可愛い子たちに会えて、ほっとしました。

最近では、デイホームに行く車やら、訪問看護の車が目につくようになったんですねー。たくさん、走ってるんですね。リハビリ病院には、たくさんのイケメンさんや可愛い女性が、楽しそうに明るく働いているんですねー。とっても、勉強になったなー。と思っていますし、地域の皆さんには、感謝しているこの頃です。

シッターは、大丈夫か?って?
はい、全然大丈夫です。うちの食いしん坊のクマさんや、ヒステリックな猫が少し協力してくれるようになりました。

不良じいさん我が道を行く(16)

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

ひさびさに、実家の父の登場です。相変わらずの頑固者です。これからはいい季節なので、年寄りもみんな結構外出してます。(病院が多いけど)

家にこもりがちだったおじいさんも、最近は行ってもいなかったりします。「へえ、元気だなぁ」と安心してほっておくと、ある日電話が来るんです。
「ちょっと体調が変だから、すぐ来てくれ」とかいうので、慌てていくと大音響でテレビ見てるんですね。
「もう、よくなった。帰っていいよ」とか言います。本当に腹立たしい。

1週間音信不通だと、「全然来なくて、どうしたんだ!」とか怒り気味なんですが、まったく自分勝手な老人です。

この前まで、親しく遊びに来てくれていた友人を、見かけないので聞いてみると、なんだか喧嘩したみたいなんです。私の予想では、多分耳に痛いこと言われたんですね。いい人が、どんどん離れてしまうんです。
もっと、柔らかい心じゃないとねー。本当に、性格は死ぬまでなおらないんですね。

亡き母も、こんなおじいさんに苦労しましたけど、娘も苦労してます。しょうがない人だなぁ。