忘れられない甘えん坊
こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。
お家で一人でお留守番の子は、臆病ものか人懐こいか、どちらかですね。
打ち合わせの時は、落ち着いていていい子ぶっている猫ちゃんも、見知らぬ人がずかずかと上がり込むと、随分違った顔を見せます。
メロンちゃんも、日々変化した魅力的な子でした。打ち合わせの時は、穏やかで匂いを嗅ぎに来てくれて、パパの前でゆったりとしていました。
ところが、お世話にうかがうと私の顔を見るなり「シャー!」と言ってにらみ、飛ぶようにどこかに隠れちゃいました。パパじゃなくて、ガッカリ。ショックだったのね。だって、シッターが来るのは生まれて初めて。
ベッドの奥の、暗がりから私をじーっとにらんでいました。でも、フードを用意するとその匂いにつられて近くに。「この人、だれなのかな?」という不思議そうな顔。私の、一挙一動を猫タワーの上からジロジロ。
次の日は、「いらっしゃいニャ〜」でした。チョコンとお行儀よくお部屋の真ん中でまっていました。誰も来ないから寂しいんです。
でも、触ろうとするとササっと逃げるんです。「馴れ馴れしくしないでちょうだいニャ〜」といいました
そして、いつしか5日が経つ頃には、もうすっかりゴロニャン。私が来るのがとても、嬉しそうでした。ずーっとスリスリ。足元にまとわりついて踏みそうになります。しゃがむとすぐに膝の上に。首を腕に乗せてきてゴロゴロ。わたしが、自作の子守唄(?)を歌うと、うっとりして見つめてくれました。
そして、不思議なネコ語でお話するんです。けっこう、おしゃべりなんです。
「にゃあ。にゃあ。にゃにゃーん」
お別れの日は、悲しかった。泣けましたね。今も、会いたいですね。かわいらしい子でした。でも、もうお互いに忘れないとおもうんですけどね。どうだか。。メロンちゃん。