伸び縮みリード

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

ずいぶん使用している飼い主さんがふえている伸縮リード。ドイツ製が一番のようですが、その利点と欠点です。

◉利点

①周りに人や犬、走って来る自転車などがなく、見通しの良い公園の広い芝生や河原などであれば、犬を自由に運動させるには便利です。・・お散歩ではなくて、広い場所で運動用に。

②徐々に距離を長く伸ばして行くことが簡単にできるので、呼び戻しの訓練に使うと便利。

③片一方の子がとても、エネルギーが高いなど、ペースの違う2匹のお散歩には便利。

◉欠点

①ワイヤー部分が見えづらい・・・遠くから伸びているナイロンの細いリードは見えづらいです。自転車がスーッとやって来て転倒するケースもあり、要注意です。

②摩擦による怪我・・リード部分を手でつかんだところ、ロックしていなかったリードがシュッと伸びて、手のひらに擦り傷を負います。

③ロックの操作が遅れる・・人が目で見て何かに気付き、行動に移すまで0.5秒かかると言われており、そのごくわずかな遅れが事故を招くこともあります。

④ハンドルが固くて重い・・ 頭の上に落ると、ハンドル部分は重みがありチワワなどの超小型犬には危険です。

シッターの初心者時代は、先輩に言われていたこともあり、絶対にこのリードでも長くしませんでした。でも、明らかに飼い主さんとはリードフリーにしてお散歩しているワンコもいました。
そうなると、短いリードはストレスのようでした。

最近は、臨機応変に使い分けています。あまりこのリードが必要ない子もたくさんいますが、今私がシッティングしている子たちは、明らかに運動量がちがう2匹。常に、強い子がグングン引っ張り危ないので、誰もいない広場に出てはフリーにして走り回ってもらいます。

常に、四方八方に警戒していて疲れますが、ワンコには嬉しいようです。

 

 

猫に餌やり訴訟の話

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

動物愛護のお話をしてくださったのは、動物愛護協会の会田さんでした。印象深かったです。ヤマザキ学園の教授でもあられます。

先生は、「動物愛護」とは、あくまでも個人の「心のあり方」の問題です。と言われます。

✳︎例えば、野良猫にエサをあげる事の「是非」
◉かわいそうだから「是」の人と、悪さをするし増えて不潔だから「非」の人とが対立
◉好き嫌いだけでなく、問題点とはなにか。原因と解決策について合意を形成する。
◉地域猫対策のバランスのとれた施策。
と揚げられてます。

皆さんがよく知っている、プロ将棋の加藤一二三九段。2010年に日本で初めて猫の餌やりで裁判になり、損害倍賞が生じました。

俗に言う、三鷹事件と言います。

加藤九段が、17年前に自宅の玄関前や庭で野良猫に餌を与え始め、やがて周辺に現れた猫は多いころで18匹まで増えました。その結果、同じ敷地内の住民たちは猫の糞尿の始末や悪臭に悩まされたり、車に引っかき傷をつけられました。

住民たちは、猫への餌やりを中止するように何度も求めましたが、加藤は断固として拒み続けました。
そしてついに、猫への餌やりの中止と慰謝料請求で東京地裁に提訴したのです。

加藤九段は裁判で、「猫は迷惑を及ぼす恐れのある動物ではない。動物愛護の精神で猫に餌を与えていて、猫の数を減らすために不妊去勢手術をした」と主張しました。

東京地裁の判決は、加藤一二三九段に餌やりの中止と約200万円の慰謝料支払いを命じました

住民たちの主張が全面的に認められた判決でしたが、敗訴した加藤九段は、
「猫は私の友達みたいなもの。静かで危害も加えません。命あるものを大切にする私の信念は変わらず、今後も餌やりは敷地外で続けます」
と語られたそうです。

最近は、本当に保護猫保護犬の活動が活発になりました。嬉しい事です。小池都知事も言われていますね。

捕獲から避妊まで、トイレの設置までして、初めて楽しい餌やりをします。その地域の「地域ネコ」として認められる訳です。

でも、3人に1人は動物嫌いなんですね。みんながみんな、好意的ではない訳です。わたしも、ワンコ散歩の時は気をつけています。

 

夏のお散歩

こんにちは!世田谷のペットシッターこんどうです。

今年も急に暑くなりました。熱中症は怖いです。ワンコは、特に暑いアスファルトが大敵です。
いつもお散歩時間がお昼近い子がいますが、心配します。

飼い主さんも色々と考えていて冷える洋服を着せたり、シッターも色々と考えて日陰を歩きます。毎年、悩む事です。この前、靴を履いたワンコさんを二子玉川で見ました。

去年の夏ですが、秋田犬君がとうとう歩かなくなってしまい、抱っこした経験があります。

私の個人的意見ですが、下記をお勧めします。

①バギーを夏用に用意しておく。・・高齢犬にだけでなく、用途は色々です。
②大きい木の木陰が多い公園に行く。・・バギーに乗せて行くといいです。歩いているうちに足の裏、焼けそうになりますから。
③ワンコOK の店で、涼んで休憩する。・・お水を用意してくれる店もあります。
④お散歩時間を夏時間に変更・・朝は6時、晩は20時
⑤いつもより、散髪する・・長い毛が大切な子は、お腹の下だけでもカット。

大きい公園、駒沢公園などは、2度くらい違います。涼しいですし、木陰も多く最適です。 車で来ている飼い主さんもいますし、私もご要望があれば、車で連れて行ってお散歩します。

高齢なワンコさんは、夏に弱るので注意してあげてください。今日は、15歳のモモちゃんです。