大胆なワンコたち
こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。
いろいろと思い出していたら、結構忘れられないワンコとの出来事があるんですね。
先輩に、「大丈夫。いつも、同じコースお散歩する子だから」と言われて、うかがったマンション。元気いっぱいのその子は、何故か私がお散歩すると、いっつも違うコース。特にお気に入りは近所のペットショップ「コジマ」です。そこで、ワンコなのにワンコを見てきます。
セントラルパークじゃないんだっけ?今日は神田川沿い、今日は高層ビルの谷間、本当に参りました。迷子にならないように必死な私。
ある日のシッターは、日本橋生まれの粋なワンコ。お散歩は日本橋の三越まで行き、日銀の角で大胆にもウンチ。大きい通りを我が物顔で通り、すれ違うスーツ姿のサラリーマンを尻目に堂々と真ん中通ります。
結構大胆な場所で、落し物が出ちゃう子がいました。土日は、多くの人でにぎわう人気のエリア代官山。テラス席のあるカフェが多いですがワンコも入れる中庭もあるんです。
ガラスの向こうにたくさんの人が食事してるのに、その目の前でウンチでした。恥ずかしくて、どうしようかと思いましたが本人はいたって平気。道の真ん中の時は、しょうがないので車に待っててもらうんです。
高輪の美術館横、眺めのいい公園のベンチで、アベックが座ってたんですが、その至近距離で大胆にも。。あやまりましたけど、おかしかった。デート台無しです!
必ずごひいきさんに挨拶に行く、歌舞伎役者みたいな子もいました。どうも、ごひいきすじは何人もいて、その人にあうと目の前にちょこんと座るんです。で、おやつもらいます。飼い主さんも了承だそうです。
その子たちの、癖を見抜くのは大変ですが、プロですからそうもいってられません。飼い主さんに、こうこうシカジカでした。とご報告すると、「あー、やっぱり行ったのねー」とか「そうそう、そうなのよ、うちの子」と、後から言われます。
で、妙に喜ばれたりします。
この前は、大きいゴールデン君、ゴハンの時に後ろからだきつかれました!びっくりした。友人にはなしたら「もう抱きついてくれるのは、ワンコと赤ちゃんだけよーあはは」なんて言われました。ごもっともです。
「たくさんお散歩してやってくださいね」」と飼い主さんには言われて、外に出るまでは大よろこびなのに、出たとたんにしゃがみ込んで「抱っこ!」という子。全然歩かないんです。結局、たくさんお散歩したのは私です。で、家に帰ると「ごほうび」のボーロ。
ケロっとして食べます。ずーっと抱っこだったのに。
人それぞれ(犬それぞれ)のこだわりがあるんですね。合わせますよ!楽しく行きましょう!
ワンコもエクステ!
こんにちは!三軒茶屋のペットシッターこんどうです。
とても長いまつ毛の子がいました。カワイイですね。3センチくらい伸びてました。
よく、かわいい服を着ているワンコ。以前は、「本当は、嫌なんだろうねー」という人もいましたが、実はまんざらでもない子も、多いんです。
なぜなら、ペットたちは人間の動向に敏感に反応するからで、喜んでいて優しくしてくれる飼い主さんを見て、それが嬉しいんです。
仕事や勉強、ストレスで疲れて帰宅して時に、かわいらしく出迎えてくれる子に、本当に癒されますよね。
シッターをしていると、友人に「セレブな人がいるんだねー」などど言われることもあるんですが、決して贅沢ではないんです。自分の美容院を減らしても、この子のシャンプーカットは行かせたいし、誰もいない日は心配でどうしてもお留守番を他人にお願いするんです。本来、シッターはお客さまのご自宅にうかがうので他人を家にいれるのは、ものすごく抵抗がある事です。
先日、1週間のお約束でお散歩を引き受けました。
うかがうと、認知症のお母様がお留守番でいらしたんです。何度も「家の中にはいるのか?」と聞かれてすごく驚かれてしまいました。結局、トラブルになる前にキャンセルになりました。
何でも、お母様はどうも、娘にいわれていたシッターのことをまるで忘れてしまっていたそうです。
シッターの仕事は、この、ご自宅に誰もいない時に入る。という事が、一番のハードルです。
先輩が言っていましたが、「飼い主さんは、他人を家にいれるのはすごく嫌なんだけれど、かわいい子のために、我慢するんです」
本当にそう思います。
ですから、このハードルを超えられると、今度は反対に強い信頼関係が生まれます。
出来るだけ詳しい報告書や、自然な様子の写真をなるべくたくさん撮って毎回、緊張してお世話している日々です。
生まれつき
混んでも、よいストロークで!
こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。
年末の12月31日から1月3日までが一番、シッターが忙しい時期ですが、皆さんが夏休みをとる8月のお盆付近も、混みます。
ワンコのお散歩は、どうしても朝と晩。集中するし、早くからご予約の方も多いんですね。早起きしても限界があるんです。
お断りしてしまった方、本当に申し訳ありません。
シーザーミランみたいに、一度にワンコみんなでお散歩させたいな。と思います。相当な訓練と熟練の技術が必要です。あと、ローラースケートでどんどん走らせてあげたいなとも、思います。でも、自分が転びますね。あはは。遠目から、なんだあのおばさん?と思われます。
私は、どちらかというと何軒もうかがうよりは、1軒づつ丁寧に対応したいんですね。しかも、何かアクシデントがあっても対応できるように時間も余裕がほしいんです。一人ボッチでお留守番の子には、なるべく長くいてあげます。いい子いい子もします。
交流分析で、「ストローク」という事を学びました。
ストロークとは、「存在認知」。要するに、その人(ワンコや猫ちゃん)の価値や存在を認めるためのすべての働きかけのことを言います。
菱形図形で習ったのですが、ストロークには「肯定」「否定」が対角線で、「精神的」と「身体的」が対角線になる図があります。
そして、アメリカの精神科医エリック・バーンは「人は、何のために生きるのか。それはストロークをもとめるためだ」と言っています。
私は、「ワンコやニャンコは、何が大切なのか。それは餌だけではなく、肯定的なストロークだ」と思っています。
ですから、混み混みには、できないんです。なるべくストロークを与えてお世話したいんですね。
毎回満足して、安心してもらいたいんです。今日も行ってきます。