性格分析

こんにちは!世田谷のペットシッターこんどうです。

交流分析という面白い心理学を勉強したことがあります。その時、先生にしていただいた自己分析にいたく感心しました。自分にピッタリだったので。
最近は、ワンコやネコちゃんにも多少、あてはまるかな?と思っています。

概略ですが、人間は5つのタイプに分類される傾向があります。

①CP・・社会的な規則やルールを守るひと。正義感が強い。支配的な面も。『・・しなさい!」

②NP・・思いやりがあるひと。優しくて包容力がある。世話をやきすぎる。「私がやってあげる」

③A・・カウンセラーや先生のイメージ。大人の判断ができる。「感情より理論を先行しましょう」

④FC・・自由で行動力がある。素直で明るい。軽率なところも。「こんなのやだー」「わーい」

⑤AC・・周りを気にする。相手に従順。言われた事しかしない。頑固な面も。「困ったな。どうしよう」

 

ワンコは、圧倒的にFCです。高齢になるとACの子も。
ネコちゃんは、かなり個性的でCP,NP,FC,ACとさまざま。
(Aに関しては、習慣にしないと育たない部分で、ちょっと人間のみだと思います)

複数になると、必ずボスであるCPの子がいるし、子供のいる母猫はNPが多いですね、優しいです。
兄弟になると、活発な子はFCで末っ子の小さめの子はACだったり。

これは、全くの個人的見解です。でも、ちょっと当てはめて考えるとタイプが早く理解できて、それなりの対応がとりやすい。いかに、早く個性を見極めてその子にあったいい刺激を与えるか。

ボス猫には、一番に挨拶してご飯も一番。母猫には、子供たちと目の前でうんと遊んであげる。オドオドしている子や遠慮がちの子は、よく観察してソフトな対応と優しい言葉、それと待ってあげる事。活発な子には、楽しいお散歩やお遊びの時間を多く取る。などです。

愛情をかけて、褒めたり、ある時は注意したり。たっぷりのストロークを与えるようにしています。楽しいお仕事です。

 

伸び縮みリード

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

ずいぶん使用している飼い主さんがふえている伸縮リード。ドイツ製が一番のようですが、その利点と欠点です。

◉利点

①周りに人や犬、走って来る自転車などがなく、見通しの良い公園の広い芝生や河原などであれば、犬を自由に運動させるには便利です。・・お散歩ではなくて、広い場所で運動用に。

②徐々に距離を長く伸ばして行くことが簡単にできるので、呼び戻しの訓練に使うと便利。

③片一方の子がとても、エネルギーが高いなど、ペースの違う2匹のお散歩には便利。

◉欠点

①ワイヤー部分が見えづらい・・・遠くから伸びているナイロンの細いリードは見えづらいです。自転車がスーッとやって来て転倒するケースもあり、要注意です。

②摩擦による怪我・・リード部分を手でつかんだところ、ロックしていなかったリードがシュッと伸びて、手のひらに擦り傷を負います。

③ロックの操作が遅れる・・人が目で見て何かに気付き、行動に移すまで0.5秒かかると言われており、そのごくわずかな遅れが事故を招くこともあります。

④ハンドルが固くて重い・・ 頭の上に落ると、ハンドル部分は重みがありチワワなどの超小型犬には危険です。

シッターの初心者時代は、先輩に言われていたこともあり、絶対にこのリードでも長くしませんでした。でも、明らかに飼い主さんとはリードフリーにしてお散歩しているワンコもいました。
そうなると、短いリードはストレスのようでした。

最近は、臨機応変に使い分けています。あまりこのリードが必要ない子もたくさんいますが、今私がシッティングしている子たちは、明らかに運動量がちがう2匹。常に、強い子がグングン引っ張り危ないので、誰もいない広場に出てはフリーにして走り回ってもらいます。

常に、四方八方に警戒していて疲れますが、ワンコには嬉しいようです。

 

 

猫に餌やり訴訟の話

こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。

動物愛護のお話をしてくださったのは、動物愛護協会の会田さんでした。印象深かったです。ヤマザキ学園の教授でもあられます。

先生は、「動物愛護」とは、あくまでも個人の「心のあり方」の問題です。と言われます。

✳︎例えば、野良猫にエサをあげる事の「是非」
◉かわいそうだから「是」の人と、悪さをするし増えて不潔だから「非」の人とが対立
◉好き嫌いだけでなく、問題点とはなにか。原因と解決策について合意を形成する。
◉地域猫対策のバランスのとれた施策。
と揚げられてます。

皆さんがよく知っている、プロ将棋の加藤一二三九段。2010年に日本で初めて猫の餌やりで裁判になり、損害倍賞が生じました。

俗に言う、三鷹事件と言います。

加藤九段が、17年前に自宅の玄関前や庭で野良猫に餌を与え始め、やがて周辺に現れた猫は多いころで18匹まで増えました。その結果、同じ敷地内の住民たちは猫の糞尿の始末や悪臭に悩まされたり、車に引っかき傷をつけられました。

住民たちは、猫への餌やりを中止するように何度も求めましたが、加藤は断固として拒み続けました。
そしてついに、猫への餌やりの中止と慰謝料請求で東京地裁に提訴したのです。

加藤九段は裁判で、「猫は迷惑を及ぼす恐れのある動物ではない。動物愛護の精神で猫に餌を与えていて、猫の数を減らすために不妊去勢手術をした」と主張しました。

東京地裁の判決は、加藤一二三九段に餌やりの中止と約200万円の慰謝料支払いを命じました

住民たちの主張が全面的に認められた判決でしたが、敗訴した加藤九段は、
「猫は私の友達みたいなもの。静かで危害も加えません。命あるものを大切にする私の信念は変わらず、今後も餌やりは敷地外で続けます」
と語られたそうです。

最近は、本当に保護猫保護犬の活動が活発になりました。嬉しい事です。小池都知事も言われていますね。

捕獲から避妊まで、トイレの設置までして、初めて楽しい餌やりをします。その地域の「地域ネコ」として認められる訳です。

でも、3人に1人は動物嫌いなんですね。みんながみんな、好意的ではない訳です。わたしも、ワンコ散歩の時は気をつけています。