貫禄のある鳴き声ワンワン!
こんにちは!世田谷のペットシッターこんどうです。
夕方のちょいと早い時間にお散歩のマレちゃん。いつもご近所のお友達が羨ましそうに『ワンワン!いいなぁーお散歩ワン!」。何軒ものお家の中から聞こえます。いつものことです。これは、「社会的促進」という現象です。
社会的促進(しゃかいてきそくしん)とは、他の個体が反応している姿を見て、同じ反応パターンを身につけることです。たとえば草原で1頭の牛が草を食べ始めると、他の牛も一斉に食事を開始したり、1匹の犬にエサを与えると、次から次に他の犬も集まってくるなどです。上記のワンワンの連鎖もそうです。
ワンコ同士のみ、わかる気配なんですね。
ワンコの苦手な人は、その存在や糞害の他に、この無駄吠えもあるんです。
犬の無駄吠えとは文字通り全く吠える必要のない状況で吠えること・飼い主が吠えてほしくない状況で吠えることです。犬にとって吠えるという行為はいたって普通の行為ですが、人間社会の中においては許容範囲を超えてしまうことが多々あります。原因は多岐に渡ります。
- 欲求不満・要求構って・散歩に連れてって・遊びたい
- 分離不安留守番・屋外につなぎっぱなし
- 恐怖呼び鈴・雷・見知らぬ犬・来客
- 縄張り意識敷地に誰か入ってきた・窓から誰かの姿が見えた
- 痛み病気や怪我などで体のどこかが痛い
- 投薬糖質コルチコイド薬の影響
- 認知症老化による脳の衰退
- 社会的促進他の犬の吠え声に連られて
マレ君にいつも、貫禄ある声でワンワン言う子のお家で、今日はその子が柵からひょいと顔を出したんです。大型犬かとおもったら、こんな可愛い子でした。お部屋の中からお父さんが「こらー」と言ってるのも、聞こえました。
シーザーミランは憧れの人 その2
こんにちは!世田谷のペットシッターこんどうです。
大好きなシーザーミランの話。
彼は、人気テレビ番組『ザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~』や、3組の家族からそのワンコにあう家族を選ぶ番組「犬の里親探します」などを持ち、各国で開催する講演は常に満員。セレブからも、強い人気があります。
番組の中で語る彼の言葉には、とても深い哲学があり感動します。
「人のエネルギーが犬のエネルギーに影響を及ぼし、人が悪いエネルギーを持っていると、犬はそれを問題行動と言う形で表現する」常にこの言葉も言っています。
過去に受けたインタビューで「名声を得て何が変わりましたか?」という質問に、「私は名声というものを、犬と同じ視線でとらえている。名声は現実じゃない、単なる一つの物語なんだってね。私自身は、夢を胸に国境を飛び越えたメキシコ人だったあの頃と、何も変わっていない。着ている服が、よくなったくらいかな」とジョークを交えながら答えたシーザーミラン。
ただ、何に対しても常に正直でありたいという気持ちを持つ彼は、親友犬のダディの死から、深いペットロスになりました。ジムから一日中出てこなかったと言われています。そして、絶望した彼は睡眠薬を飲み自殺未遂をしてしまいました、ちょうど、その時期に、離婚もありました。
順風漫歩の彼にとって、イギリスでの公演中に急に奥さんから言われた離婚。奥さんとの間には、2人の子供もいて仲良く、奥さんも女子刑務所で受刑者1人1人に犬の世話をさせてリハビリをするというプログラムをしている人で番組にも出ていたので、私も驚きました。
でも、彼は去年の2016年秋に新しい伴侶を見つけて、同じ志を持って歩んでいるそうです。
彼の番組は、ナショジオなので、今後は是非NHKなどで取り上げてもらいたいなぁ、と、思うんです。犬の里親の番組は、いいですよ。選ばれるのは1家族なので、外れた家族は本当に残念そうなんですが、家族との相性を見抜くシーザーミランは、さすがです。
シーザーミランは憧れの人 その1
こんにちは! 世田谷のペットシッターこんどうです。
今日は、カリスマドッグトレーナーのシーザーミランの事。彼を知ったのは、もう10年位前です。2004年から放送されていたそうですが、ナショジオワイルドで彼の番組「犬の気持ちわかります」を見ていたく感動しました。
私は、彼の直感的で本能的な指導が本物だと感じてます。(小柄でマッチョな所もいいけど!シェパード犬みたいだし)
犬をリハビリして飼い主を訓練する番組。その番組は、ドキドキするほど泣けるほどのいい内容でした。すっかりはまった私は、自分も彼のようなトレーナーになった気分に。
それに、なんていい職業なんだろう!と、しみじみ感じましたねー
その当時、私の周りには、シーザーミランを知ってる人はいなかった。シートン動物記を読んで、どうしてこれほど動物の気持ちになって書けるのか、シートンを尊敬して以来の感動。シーザーミランのワンコに対する感覚にびっくり仰天しましたよ!
彼は、メキシコからアメリカに不法入国した移民です。祖父の農場で犬とふれあい、犬の気持ちを読むことに長け「ドッグボーイ」と言われていました。(今のトランプ政権にはあきれてるでしょうね。だって彼は今や世界的に超有名人なんです)でもね、よくアメリカにいるような煌びやかなスターではないんです。それは、彼の自伝の放送が、素晴らしかった。泣けましたよ。
人間くさいんです。
彼には、ピットブルテリアのダディという相棒がいました。ピットブルといえば、ワンコの格闘技に使われる猛犬。でも、シーザーミランは彼をすばらしいリハビリ犬に育てあげて見ていて本当に楽しかった。ダディは、どんなワンコのお手本にもなり、人の心を読むのも得意。
シーザは、言ってます。
「ダディは、私のチベット、私のヒマラヤ、私のブッタ、私にとって精神的な平静の源だった」