犬たちへの詫び状
こんにちは。世田谷区のペットシッターのこんどうです。
佐藤愛子著「犬たちへの詫び状」。笑いました。
抜粋から
頭に赤いリボンをつけてもらってソファの中でウトウト眠っている猫みたいな犬がいる。「まあ、可愛い」と抱き上げられているワンちゃんは、はたして幸せか不幸か。もしかしたら、ああ何たる情けなきことか、猫か犬か自分でもわからなくなって、そのうちにいつかニャアと鳴いてしまうのではなかと・・
〜ひと口にいうと、自分が飼ったどの犬にも凛然としたところがないのだ。
1日いっぱいグウグウ、イビキをかいて寝てばかりいて、強盗が来たら犬小屋へ逃げ込んだブルドック。隙をみては抜け出して、子どのものいる家を順々に廻ってはお菓子をもらうのを日課にしていた赤犬。今いる雑種のメスは、これはもう犬というより猫と呼びたいようなシロモノで、四六時中彼女が考えていることは、家へ上がって人間の膝の上に座りたいということらしいのである。。
佐藤愛子さんの、お家ではワンコ放し飼いだそうです。うちも、インコの大ちゃん放し飼いです。でも、鳥だったら窓も開けてるような飼い方で、外で遊んで帰ってくるとか。本当に、楽しいです。
ちなみに、佐藤ハチローさんがお兄さん(美空ひばりの「赤いリンゴ」の作詞者)で、佐藤紅緑さんがお父様です。「血族」という小説も面白いです。