不良じいさん、なぜか心配してくれる

                              

うちの88歳の父は、不良じいさんと呼ばれています。飛ぶ鳥も落とす勢いの30代には、新橋の割烹の常連で、よくお歳暮が来たとか、ゴルフはシングルで、練習場対抗のコンペに駒沢の代表で出たとか、友人の病院院長と一緒に痩せ薬飲んで自分は途中でやめたからこの体型だ、とか。出るわ出るわ。自慢ばなしの数々・・

ほんまかいな?それを、証明する人は、今は誰もいませんよぉ。盛ってる??

でも、人間て年をとると時効ってあるんでしょうかね?ポロっと、秘密や本音を漏らすんですよね。死ぬ前に言っとこうと思うのか。
今日も、ちらっと様子見にいったんですが、大きな事業をして大勝負したけどパテントを取らずにうっかり踏み切って苦労した時の話が最近多いんです。で、チラッと言ってましたよ。「あれが成功してたら、今頃左うちわだったのにな」で、私に内緒でしょっちゅう宝くじ買ってますよ!

私が、ペットシッターのポスター貼らせてくれ。と持って行ったら、珍しく協力的でした。
せめて、娘が大儲けして欲しいと思ったのか!?  しないよぉー

ある日行くと、きっと、ポスター剥がしてあるんですよね。(私の予想は当たるんです)今回は、いつまで気がかわらないでいてくれるかなぁ。世田谷区深沢に貼ってますょ。

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