不良じいさん我が道を行く7
可愛いセキセイインコのトットちゃんは、良くなついて良い子でした。ちょうど娘が海外に留学して、スカイプで見れるように気を配っていました。
ところが。。間違えて私が扉に挟んでしまったのでした。。天国に。。あー。。
どうしよう、また来週もスカイプなのに!
うろたえた私は、おじいさんに話すと「似たのを買ってくりゃあいい。どうせ、遠目ならわからんよ。外国に一人で行っとるんだから、ホームシックになってはいかん」
替え玉、トットちゃんは近くでみるとまるで似てなかったけど、ブサイクだったけどスカイプでは、遠くから見せて娘はまったく気がつかなかった。
これを、大胆!替え玉事件といいます。
あれから10年。この前娘にやっと話した私でした。家族中が知ってて娘は知らなかった。時たま、言いそうになったけど我慢したー
え?バレてた?いいえ、全然、完全犯罪。
帰国した時は、今の大ちゃんもいてそちらに関心あったし、「トットちゃん、こんな顔の子だったっけ?」で、終わり。
彼女、いいましたよ。「へー」それで、終わりでした。
でも、あの時正直に言ったら大ショックだったと思うの。家族の一員だったから。
不良じいさんも、たまには良いこと言うよ!