不良じいさん我が道を行く3

家族でおじいさん家に遊びにいきましたよ。やっと。行くとなると、朝から電話で「早く来いよ!」勝手ですよー。来るなっていってたくせにさぁ。色色と、お気に入りの孫娘に話しかけるおじいさん。熱心な会話が続いていますが、ふとテーブルの上をみると補聴器があるよぉ??
「おじいちゃん、何言ってたかわかったの?」と私が聞くと「よく聞こえなかった」だってさ。どうして、見栄張るんでしょうね。何度言っても補聴器なかなかしないんです。

ふと見るとベランダに育ててる金魚がいます。寒くてじーっとした2匹。2年前、おじいさんは金魚ブームでした。金魚すくいで取った金魚が見る間に増えて20匹以上しかもコイですか?というくらいの大きさ。おまけにメダカも沢山で子供が沢山出来てさしずめ金魚屋さんみたいでした。いっつも、金魚自慢してました。いっつも、可愛がっててお世話ばっかりしてました。
ところが、案の定ある日行くと水槽が無い!ベランダには、魚やさんでもらったようなハッポースチロール。その中に金魚が5匹だけ。。「どうしたの!」と聞くと、「大変だからやめた」だって。驚くー
でも、その5匹はすごく元気にグルグル泳ぎ回ってたんです。ところが、またまたしばらくすると4匹に。どうしたの?と聞くと、全部、オスにしたんだって。この前は、たった1匹のメスをみんなが追いかけていてグルグルしてたらしいです。だから、4匹はシーンとしてましたよ。今日の2匹は、年老いたオスです、仲悪そうに離れてましたよ!

飽きっぽい不良じいさんです。

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