元旦はシッターの本番

1月1日は緊張しますねー。お客様も初めて利用される方も多いですし、いつもの慣れたシッターが多忙で、常連さんをいきなり引き受ける事もあります。しかも、分刻みです。食事時間は無いです。ガラーンとした都心で汗かいて早歩きなのは、シッターです、きっと。

沢山のお薬の親子ねこちゃんがいました。あんずちゃんとももちゃんです。ももちゃんは、麻酔が原因で体が不自由な子猫です。毎日6種類の薬を飲ませなければいけません。トイレも、飼い主さんがお部屋中にシーツをひいてくれてます。しかも、1日置きに薬が違い、朝と晩も違い、フードも何グラム食べたか計ります。その甲斐あって随分元気になったみたいです。
あんずちゃんも薬があるんですが、これが難関なんです!お母さんネコは、シャーシャー怒るんです。しかも、いちど隠れるともう薬を飲ませられないんですねー。この子たちに対応できるのはベテランさん。今回は、私が頼まれてしまいました(汗)薬は、とても大切なものです!責任は重大ですよー。ももちゃんは、6回もお口を開けて頑張ってくれました。(えらいよー)あんずちゃんは、もう早朝にうかがってぼーっとしている間に、すかさずお口の中に!!あー。緊張しました。遠慮していたら、なめられてしまいます。

 

年始は、ネコちゃんもこちらも初めまして!が多い、多い。大抵は、「ママー!」と玄関に出てみると「え?あんた、だれ?」ですから見る見る顔つきが険しくなり、プン!とされます。2日、3日たつとそれでも、なんとなく慣れてくるもの。飼い主さんもハラハラしています。明日も楽しみだなーと思う頃には、さようならですけど。でも、ネコちゃんもワンちゃんも匂いでちゃんと覚えていてくれるんですよ。けなげですよ。可愛いですよ。うれしいもんですよ。そこに、邪念も計算もないんです。素直な心だけですから。

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