正直シグナルの見本
こんにちは!世田谷のペットシッターこんどうです。
MIT(マサチューセッツ工科大学)のアレックス・ペントランド博士が、社会の中で無意識に行われる、人間の行動や他者とのコミュニケーションを、テクノロジーを使って研究していて、
「正直シグナル」と呼ばれていました。
動物の行動の研究でも言われています。
動物はシグナルでコミュニケーションをしますが、なかでもとくに興味深いのが、「正直シグナル」です。正直シグナルは、とても代償の大きい行動や、根本的な生理作用と直接結びついた行動で、偽りの入り込む余地がない、信頼できるものです。
この「正直シグナル」は「無意識なシグナル」のこと。私たちが、魅かれて癒される、動物の直感的な行動、しぐさは、これが基本なんですね。
現代社会は、本当にストレス多い!!ようするに、「偽りシグナル」に囲まれているんですよね。
私たちは、あまりそれに気づいていません。
でも、その影響はどの程度のものなのでしょうか。。
ある人が興味深いことを告白してくれた事がありました。人といるとき、その人は相手の発する言葉ではなく態度を見ていると。
動物的ですが、的を得ていて鋭い感覚。
この、人間も潜在的に持っている正直シグナルを、動物は素直に表現してくれる。これに、魅かれるのだと思う。見ていて、そつなく、無駄なく、シンプルで気持ちの良い行動の連続。
『サイエンス』誌の論文によると、複雑で情報過多な課題の解決には、無意識の「直感」に基づく思考のほうが、言語による意識的な思考よりも、効果的な場合が多かったそうです。効果的な意思決定を行うためには、うちの猫ちゃんならどうする?うちのワンコなら?と置き換えて、ひらめきの瞬間を追い求めるのが良い。
彼らは、「師」でも、ありますよ。