こんにちは!世田谷区のペットシッターこんどうです。
佐野洋子さんの有名な絵本に「100万回生きた猫」というのがあります。
主人公のネコ。彼はいろいろな飼い主に飼われては、死んでたくさんの輪廻を繰り返していたネコ。
彼は、100万回も生まれ変わりを繰り返していました。
ある時は、王様に飼われていて戦争で矢にあたって死にました。サーカスにいた時、船乗りに飼われていた時、おばあさんに飼われていた時、いつもみんなに大切に愛されて、ネコが亡くなる度に、みんな悲しくて涙を流しました。
でも、ネコはただの一度も飼い主を好きにならなかったのです。死ぬのなんて、へっちゃらと思っていたのです。
そしてある時、ネコは初めて野良ネコになりました。立派なとらネコの彼には、たくさんのメス猫たちがやってきて、お嫁さんになりたいと言いました。
でも、彼が好きになったのは、自分のことを見向きもしなかった白いねこ。
そして、たくさんの子供達にもまぐれて年をとりました。
でも、ある日、白いネコは静かに動かなくなりました。彼は、初めて涙をながし彼女の横で静かにうごかなったのです。
そしてネコは、もう生まれかわることはありませんでした。
大好きなお話です。で、そっくりさんがいます。まるちゃんです。かれは、いつもポーカーフェイスでした。もう、かれこれ20回はこんにちは!しているのに。いつもしらん顔です。きっと、たくさん生まれ変わっているんだろう。と思っていた私。
今日、彼は初めて遊んでくれました。うれしかったです。とにかく特別な、まるちゃんなんです。